2011年7月26日火曜日

ブラッスリー アルティザン ランチコース+ワイン

店名 Brasserie Artisan(ブラッスリー アルティザン) @横浜・元町 ★2010年10月開店
商品 ランチコース(2500/人)+ワイン(2900/カラフ)


今年の前半に予約しないで訪問したが満席で入れなかった。今回は予約をしたが平日で遅い時間だったためか空いていて拍子抜け。場所はみなとみらい線の横浜中華街・元町駅から横浜元町通りを歩きGAPを超えた角を曲がった道の地下1Fにある。(JR石川町からだと、GAPの前を右に曲がる)


階段を降りて、お店に入ると入口から想像するより広い店内。スペイン系のやや賑やかな音楽が流れる。
ランチは2種類あり、ワンプレートランチは4種類のメインから1つとパン、飲み物がついて1200円。+500円でデザートもつけられる。ランチコースはこれに前菜と標準でデザートがついて2500円。今回はランチコース。


ホームページからランチでも使えるクーポンを入手すると食前酒がサービスされる。本日はキール。赤みが強く、甘味が強い。キールはよく分からない。手作りというバゲットは香ばしく、発泡バターはコクとミルク感があっておいしい。



前菜は2種類から選べて、稚鮎のフリット タルタルソース または、シャルキトリーのプレートで後者を選択。イタリア産生ハム、田舎風パテ、フォアグラのムース、豚のリエット、クミンの人参サラダ、コルシニョオンのピクルス、オリーブ。ブルゴーニュのビストロを想像させるこの前菜はどれも味がしっかりして塩味が効いているので、これとパン、発泡バターの組み合わせがとてもいい。これとワインだけで満足できるほど楽しめる。

ワインはカラフ(ハーフボトル)で注文。
・Domaine de la Crouze Saint-Veran Tradition 2009(ドメーヌ・ド・ラ・クルーズ サンヴェラン・トラディション)
シャトー・フィイッセのサンヴェランのようなトロピカルフルーツが少しと、グレープフルーツなどにある酸味と少しの苦味があり、酸が余韻に続く。全体としてはフレッシュな印象だが、温まると苦味が強くなる。

メインディッシュは4種類から「サラダプレートとオニオンのキッシュ」と「ナスと赤魚のロースト トマトフォンデュ 発酵バターソース」を選択。他にはクスクスがお代わり自由な「クスクス サマースペシャル」、300円の追加料金は必要だが「ステーキフリット」がある。


・サラダプレートとオニオンのキッシュ
玉葱のキッシュは上にとろけたチーズがのり、玉葱の甘味がありバランスが取れたやさしい味わい。ジャガイモの粒マスタード、白いんげん豆のオリーブをみじん切りにしたマリネ、燻香が効き塩味が強いベーコン、何かしらのスパイスが入っていそうなマヨネーズがかかったゆで卵。サラダはビネガーのさっぱりシンプル。


・ナスと赤魚のロースト トマトフォンデュ 発酵バターソース
アコウダイそのものの味は淡白だが発酵バターソースをつけると味がまとまってきて、トマトソースをつけるとガラっと変わり身が詰まったコクのようなものが出てくる。茄子もトマトと一緒の方がおいしい。


・グレンリベット12年のアイスクリーム
口に入れた瞬間に濃厚なウイスキーの風味が香る。アルコールが弱い人はこれで酔うのではないかと思うぐらいガツンとくる大人の味。


・焼きたて!ブランシュガーのクレープ
オススメだと効いたので+200円でバニラアイスをのせてもらう。ブラウンシュガーが焼けて溶けたとても香ばしい香り。2枚のクレープが重なりボリュームもある。クレープ単体でもブラウンシュガーの香ばしさとオレンジ風味のソースが効いてクレープも香ばしくておいしいが、オススメのアイスと合わせるとさらにおいしくなる。このアイスはバニラとなっていたが、味わいには杏仁の風味があり、これの組み合わせがいい。


食後の飲み物はアールグレイとエスプレッソ。アールグレイはポットで提供され、3杯ぐらい楽しめる。


お店のホームページにも出ている豚さんが量りにのっている(165g)。また、ナイフはソムリエナイフで有名なラギオールだった。

フランスのブルゴーニュ地方にあるビストロ風の料理。特に前菜を食べたときにはブルゴーニュでのランチを思い出した。デザートのクレープも好みの味わい。これらで2500円のランチは安い。夜も含めて色々な料理を楽しんでみたい。

Brasserie Artisan(ブラッスリー アルティザン)
横浜市中区元町1-31 ラ・スピーガ元町BF1 045-228-7433 11:30-15:00,18:00-23:00 火夜・水休