2012年6月1日金曜日

イタリア料理 ヴェルデ Bランチとワイン(レ・フラッチェ泡)

店名 Cucina italiana VERDE(イタリア料理 ヴェルデ) @東神奈川
商品 B Pranzo(2625/人)、ワイン(6800)

  
横浜の鶴屋町から旧東横線の路線があった高島山トンネルを抜けて東神奈川方面へ向かう。歩道として整備されていて平地で歩きやすい。

  
つけ麺のイツワ製麺さんに向かったのだが、すぐ近くにあり、以前から気になっていたこちらのお店に入店した。なお、横浜駅からよりも東神奈川駅から歩いた方が近い。

  
店内は落ち着いた雰囲気。

 
ランチ(Pranzo)はアラカルトでも頼めるがコースとして準備されているのはAとBの2種類。A pranzo(1575) は前菜盛り合わせ、パスタまたはピッツァ、パン、デザート、コーヒー・紅茶。B pranzoはこれにメインディッシュのお魚料理またはお肉料理が付く。Bランチを注文。

  
 
まずはワイン。ボトルだと泡は3種類あり、そのうちLe Rracce Cuvée Bussolera Oltrepo Extra Brut Pinot Nero 2008(レ・フラッチェ ギュヴェ・ブッソレッラ エクストラブリュット・ピノネーロ)
ピノネーロ100%のスプマンテ。落ち着きのある香りで果実味と酸味があっておいしい。状態も悪くない。

  
パンとフォカッチャ。パンは生地が緻密で周囲は粉が沢山ついている。フォカッチャは例えが変だがパンとは逆に食器洗いスポンジの緑色の硬い部分のように疎でしっかりしている。

  
  
前菜は見た目もきれいでいわしの香りがほわんと膨らむ。魚は調理されているが刺身で食べられるような新鮮な味わい。この魚は中央市場から仕入れられているそうです。

  
パスタは、ツナの入ったプッタネスカ(アンチョビ+ケッパー+オリーブのトマトソース)と、生ハムとブロッコリー、ルッコラのペペロンチーノ の2種類のうち後者を選択。パスタはアルデンテで生ハムの塩味が利いて塩梅がいい。

  
ピッツァは、アンチョビ+トマト+オニオンと、ヴェルデ特製のうち後者を選択。味がしっかりしていてチーズは補佐的なもので、ツミレのような肉の塊が甘味があって特徴になっている。

  
お魚料理はスズキのソテー。魚の周囲にはアスパラガスが囲んでいるが、このアスパラガスは原種だそうで、つくしのような変わった風貌。それでも食べるとアスパラガスの穂先の柔らかいところの味わいで、かつオクラのような粘りがある。スズキは身が引き締まっていて歯応えや舌触りがよく、それでいて口の中では柔らかくふんわりとした食感。とてもいい状態の魚。こちらのスズキは漁師から購入しているそうです。

  
 
お肉料理は「もち豚のカツレツ」。パン粉にチーズが入って香ばしい。肉は少し圧縮した感じの食感。チーズの風味が利いていて味がはっきりしている。衣がペロッと剥がれたので写真を撮ってみた。

  
  
プチランチデザートはパンナコッタのアメリカンチェリーコンポート添え。パンナコッタはバニラビーンズが入ってミルク感があり甘味が強め。飲み物はコーヒーや紅茶などからエスプレッソを選択。

評価
種類は別々に頼めるので2人でいくとシェアして色々と食べられる。魚の新鮮さとバランスがよくおいしい。このランチは海外のレストランのように量が多いのでお腹を空かせておく必要がある。そして、最後にエスプレッソを飲むと食べたという締めの感じになるが、料理が柔らかくふんわりしていて余韻も楽しめるので、エスプレッソを選択しない方がよいかもしれない。エスプレッソの印象で塗り替えられてしまう。会計のときにお聞きしたが、こちらヴェルデさんの妹夫婦が元町のブラッスリー アルティザンさんを経営しているそうです。そう言われると料理のジャンルは異なるがどことなく似たところもある。

Cucina italiana VERDE(イタリア料理 ヴェルデ)
横浜市神奈川区広台太田町2-4 045-322-7703 11:30-13:30,17:30-22:00(土17:00-,日祝17:00-21:00) 月休