2013年8月26日月曜日

あざみ野うかい亭 夏の味覚とうかい牛コース

店名 AZAMINO ukai-tei(あざみ野うかい亭)
商品 夏の味覚とうかい牛コース(12600)、ワイン

  
あざみ野駅から坂を登り、昇りきった交差点にある「あざみ野うかい亭」さん。

  
あざみ野店へは初めての訪問。こちらも花木が整えられ、石畳のエントランスがいい雰囲気になっている。

 
ほんの少しだけ予約時間より早く到着したため、待合ホールでお茶をいただく。

 
写真はないが最初にいただいたのは「ほうずきトマト」。ほうずきと同じく薄い皮で実が包まれている。中の実を食べるとかなり甘い。トマトというよりもこれは果物。そして、まずは喉が渇いたのでビール。最初に届いたのは冷製トウモロコシのスープ。生でも食べられる北海道の味来という品種のとうもろこしをバターで炒めて水を加えて煮たあとにミキサーで粒々が残る程度にしたスープ。あくがなく滑らかで澄んだ甘味のある味わい。

  
季節のセレクトオードブルのスズキまたはオマール海老からオマール海老を選択。みじん切りの野菜がたっぷり入り、酸味が効いたドレッシングでアジアンチックな味わい。ここからシャンパン。
Champagne Drappier Brut Nature Pinot Noir Zéro Dosage(ドラピエ ブリュット ナチュール)

  
本日の鉄板料理は「北海道殻付き雲丹」。半分に切った殻つきの雲丹を鉄板において白ワインで蒸し焼きにする。ここから鉄板の焼き担当の方が付く。

  
バターとライムをあわせたソースをかけて浅葱を振り掛ける。皿には海藻のトサカノリを敷き、その上に雲丹をのせる。雲丹の身の甘さとバターソースの塩味、酸味に浅葱のアクセントも加わった三位一体の味わい。軽く鉄板で火を通したトサカノリは食感がよく、味わいが活きた味わい。

  
  
夏野菜とイサキのナージュ。ソテーしたイサキ、ズッキーニ、トマトをスープ仕立てにしたもの。スープはオマールとアサリから採ったものでトマトの旨味も加わり味わい深い。アイオリソースを塗ったラスク。スープの塩味と相性がいい。浸して食べるもの。

  
うかい牛サーロインステーキまたは本日は希少部位のイチボ。イチボを選択し、焼き方はイチボに適したミディアムレア。生のニンニクスライスからチップスにするまでの手さばきがすばらしい。

  
鉄板は温度が高いところと低いところがあり、それを利用して肉をいい状態に焼く。見た目と音、時間などでタイミングをみて返す。見た目ではお肉が始めよりぷっくらと膨らんでいるのが分かる。

  
良質な肉で、肉そのものの旨味を楽しめる。噛んだときの食感とそのときに溢れ出てくる肉汁の旨味、適度な弾力を噛むほど旨味が増していく。ガーリックスライスと万願寺唐辛子が付け合せとして丁度よい。調味料としてみじん切りの玉葱、小豆島の醤油、ホールラディッシュ入りのタレが提供されたが、肉に下味もついて味付けとして十分なので使わなかった。

  
ここでシャンパンは空になる。ちょうどいい。

  
冷製ルッコラのパスタ。さっぱりした味わい。ルッコラの苦味と冷えたパスタでさっぱりする。

  
デザートと飲み物は2階フロアへ移動。

  
デザートはマスカットのジュレ、チーズスフレ~アプリコットのジャムを沿えて、マンゴーのムース、プラムのシャーベットからチーズスフレとマンゴーのムースを選択。甘いものを食べると食事が締まる。飲み物はコーヒーとハーブティーをいただいた。

  
少しかしこまった形で誰かを招待するのに利用できるお店。調度品や雰囲気、サービスはほとんど同じではあり、横浜市から少し外れてしまうが「横浜うかい亭」の方が好み。でも、満足なディナーでした。

AZAMINO ukai-tei(あざみ野うかい亭)
横浜市青葉区あざみ野南2-14-3 045-910-5252