2013年12月27日金曜日

景徳鎮 ランチ・四川風麻婆豆腐掛け御飯

店名 中国名菜 景徳鎮(けいとくちん) 本店 @横浜・中華街
商品 四川風麻婆豆腐掛け御飯(1050)

  
ランチは11:30から15:00までやっていてランチメニューは6種類ある。本日はそれ以外のスペシャルメニュー4種類から王道の四川風麻婆豆にした。土日と違って空いている。ランチメニューにはおかわり自由なライス、スープ、御新香、デザートがついてくる。

  
なんとも言えないこの色合い。そして、花山椒のぐーっと低トルクで力強く華やかに香る。ご飯はややねっとりして甘みのあるコシヒカリタイプ。麻婆を一口食べると辛さよりも山椒の味が支配的で、口の中が痺れるように細かくピリピリと蠢く。やがて口は麻痺するが、舌の表面は麻が持続し、0.2mm程度の触手が舌の表面全域に隙間なく生え、それらの触手は海の流れに揺らぐように蠢いている。イソギンチャクの触覚や本当に細かい虫が這いずり回っているかのようなイメージ。沢庵で時々リフレッシュしても蠢きは止まらない。

 
スープは野菜の甘みのあるやさしい味わい。デザートの杏仁豆腐は甘めなので少しだけ和らぐが蠢きは消えない。食べ終わって15分経つと跡形もなく消える。

評価
景徳鎮さんの麻婆豆腐は辛いと言われるが、辛いのではなくまさに「麻」。痺れる痺れ方がちょっと普通ではなく、麻酔でもなく、尖がった刺激でもなく、あえて比喩すると微弱電気で感電している感覚に近いだろうか。口の中以外、鼻や喉、お腹には攻撃してこないところが特徴。初めて食べる方は1人前を取り分けた方がよいと思う。

中国名菜 景徳鎮(けいとくちん) 本店
横浜市中区山下町190(市場通り) 045-641-4688 11:30-21:30 無休