2015年8月8日土曜日

魚藤(うおとう) うな重・特、うなぎの肝煮、うなぎの骨


今回は埼玉。夏なのでうなぎ、う・な・ぎ。埼玉は川越や小川町の女郎鰻など有名だが吉川市も鰻屋さんが集まっているそうです。JR武蔵野線の吉川駅から徒歩圏内に魚藤(うおとう)さんはある。


開店時間の11:30すぎぐらいに入店したがすでに店内には7割ぐらい埋まっている。でもすんなりと座敷の席を取れました。店内に入ると鰻をタレで焼いたときの煙で燻されたようないい香り。食欲をそそられます。


おしながきにはうな重と蒲焼の特・上・並、うなぎの肝煮、うなぎの骨しかない。鯉のメニューは消されていました。先にうなぎの肝煮(540円)、うなぎの骨(325円)が提供される。うなぎの肝煮は味わいが凝縮されていて肝のよい苦味がグッと力強さを持っていておいしい。うなぎの骨は一種の煎餅のようにぽりぽり食べられる。


うな重・特(3,135円)が出来上がった。30分ぐらい待ったでしょうか。蓋を開けます、どんな鰻とご対面になるか緊張の一瞬です。


うなぎが見た目にふっくらとしてよい色艶。見た目、香りともに香ばしい。


やわらかい。いつもながら感じることだが、ふっくらしたうなぎを食べると、その味わいや食感から、鰻は魚だということを思わせる。ご飯には適度にしかタレがかかってなく、うなぎとご飯の味わいを素直に味わえる。


肝吸いはやはりうな重のお供。そして御新香もちょうど良い塩梅で全体がバランス取れている。うな重は見た目よりもかなりお腹一杯になる。うなぎの肝焼きがメニューになく残念でしたが、肝煮がおいしかったので満足です。

魚藤(うおとう)
埼玉県吉川市大字平沼119 048-982-0053 11:30-14:00,17:00-20:00 月休